たつみ内科クリニック

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狂犬病ワクチンについて

こんばんは。狂犬病は発病すると100%致死に至る病気です。そのためにも事前にワクチンを注射をして、海外の地に行かれることをお勧めします。但しアジア・アフリカ、南米の一部に限られた発展途上国では感染動物脳組織由来ワクチンを未だに使用している場合があります。これらのワクチンは抗体価が低いため接種をしても、狂犬病にかかるリスクを含む重篤な副反応を引き起こす可能性があります。

海外では動物による咬傷の認識があっても、医療機関に迅速にアクセスできない場合もあるため、そしてもしあってもセンプル型のワクチン(感染動物脳組織由来ワクチン)しかない場合もあります。このような理由から狂犬病ワクチンはできれば渡航前注射必要と考えられます。WHOはセンプル型ワクチンは推奨しておりません。